2015年02月06日

MJリグのキャスト方法

  このMJリグでの謳い文句として「ライナーで飛ぶ!」ということですが、このリグの最も飛距離を出させるキャスト方法を提案致します。

 通常のルアー・キャストと言いますと、岸際に立って目線から30〜40度の角度でキャストし、いわゆるライナーでの飛行ラインが一般的だと思います。
 勿論このリグでも30m先のテトラ帯のテトラ際ギリギリに落としたい・・・というような繊細なキャストが必要な場合は、それで良いのです。

 が!このMJリグに飛距離最優先を求めるならば!! 目線から60〜70度の(ちょっと上過ぎない??)という角度で、是非ともキャストしてみてくださいませ。
 もしもこれまでライナー・キャストされている方においては、見て明らかに違う飛距離アップ(10〜20m)が納得頂けると思います。
イメージとしては、下画像のような感じです。

キャスト方向.jpg


 このMJリグではキャストラインの頂点から、落下し始める際にオモリが完全に先端部に移動し、ワームの暴れ・回転を抑えて飛距離が伸びてゆくのです。
 伸びてゆく・・・というか、従来のジグ・ヘッドにありがちな飛行ラインの最高頂点から失速・回転し始めて、その直下にボっチャ〜ンと落下。。 を抑え、失速しないまま飛ぶ!と言ったほうが正解です。

200.jpg


 中央の画像に有りますように、一般的なジグ・ヘッドと違い、キャストと同時に、真下に有るシンカーが先端部へと移動します。その際に、ほんのわずかなタイムタグが出てくるのです。

 なもので渓流やブラックバス釣りでは良く行われる「 ロッド・ティップだけの、手首を返してのキャスト方法」は、MJではうまくないんです。。( 一旦、シンカーが上に跳ね上げられる為 )

 で、話は戻り、キャスト後にラインが上方向に大きく放物線を描く結果として、リグが海面着水時にライン・スラッグ(ラインの緩み、タルミ)が出ます。(赤点線)

 が、水深のある場所ではこのライン・スラッグが有ることで沈下速度も早くなり、沈下までのイライラも短縮され、着水地点の直下に沈み込ませる事が出来るのです。


※ シーバスのような主に表層を探るならばルアーの着水地点=飛距離ですが、ヒラマゴような水底を探る場合にはリグの水底着底地点から足元までが実質的に探れる飛距離ですから、是非このキャスト方法(方向)をオススメ致します!(黒点線)

 竿先からのリーダーの垂らしを50cm〜80cm(ロッドの長さによって)ほど取って、ゆっくりと竿の弾力を活かしながら、ビュ〜〜ンと、いつもよりも、やや上方向キャストを!! 順に角度を上げながら、飛距離の出る角度をテストしてみてくださいませ〜。

※ 横&正面からの強風の場合には、ライナーキャストで!





 
posted by hiramemj at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ FFメソッド  
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