2015年02月24日

マルチ・ジョイントのうんちく

 マルチ・ショイントが今の形になるまでの経緯について、少し触れてみますねっ

 今のSMJにしても、出来上がりを初めて見た人は(なるほど! でも、なんか代用できそう・・・)と、思う方もいるでしょう。
 まずは、過去に作ったジョイントのほ〜〜〜んの一部ですが、見てみて下さい。
旧ジョイント各種 100.jpg

 例えば、上画像で黄色枠で囲んだものなどは、典型的なノーマルなパターンで、誰でも簡単に考えつく方法で、使い方は至って明快。
 ワームの口をジョイントの後ろからブスッと差し込むだけ! 解りやすいでしょ?2004年頃に作った試作です。
 ですが、このジョイントは製品にもしないまま、ボツ!! その理由は・・・

 「机上の空論」とはよく言ったもので、仕上がってきて机の上でワームをセットした状態では(おう!バッチリ!!)と、完全に問題無し! と、思いました。
 しか〜し、実際に水底を探るヒラマゴに使用すると、ワームが岩や水底に擦れて、ワームが後部にズレてくるのですねっ

 バーブ(キザギザ)が有ればワームはズレにくいのは誰でも分かることですが、バーブが2つも有ってもズレるものはズレる。。 砂地でベタ凪ならまぁ良いですが、少しでも水底がゴロタだったり、岸際で波に揉まれたり、荒れ気味な海ですと、アウト! ズレる。。

 そして最大のネックは、一度ワームを差込み再度抜いて、もう一度差し込もうとすると一度差し込んだ穴が広がってしまって固定強度がガクッと落ちる・・・ 更にズレやすくなり、且つワームが何度も使えない・・・ 
 なもので、確か一回の実釣テストでボツにしました。

 手作りも入れれば、試作は画像の20倍以上を作っては〜 実釣で使用してみて、ボツの繰り返し。。。
で、とりあえず今の形となっています。(とりあえずと言うのは、ま〜だ進化予定 & 改良予定有り)

 たった一つのパーツですが、作っただけでなく、作ったもので何度も釣行テストもやってということですから、たった一個でも相当の時間が費やされている事をご理解頂けると嬉しいです。

2015-11-14 18.36.24.jpg


 現ジョイントも一部改良を4度しており、シンプルなものなのですが、このシンプルということが非常に難しいことなのですねっ
 ステンレスの材質による硬度、厚みの種類も沢山有り、曲げ伸ばしに最適な厚み、硬度ということも配慮すると、0.0〜mm単位で設計しているのです。

 同じワームを、何度も刺したり外したり交換しても、ジョイントへの固定強度が有れば、同じワームを何度も使える。 = コストパフィオーマンスも良くなる。ワームを何度も使えることを前提とすると、簡単なようで難しいのです。

 そしてワームの最大の弱点! 
 夏場になると、草フグによってワームをかじり取られる事が多発することが有ります。そんな時にワームの取り換えに時間が掛かっては、短いマズメ時間を無駄にしてしまいます。

 ワームがかじられても、サクッと簡単に交換できないとうまくない。。でないと予備の持分が増えて、ルアーボックスがググッと重くなり、かさばるのです。。

 家庭用品や¥100均一に有る便利物、アイデア商品ってありますよね? あ〜いったものは、その良さやアイデアが、使って瞬時に(なるほど!)解ってもらえますから、考えるのは簡単といえば簡単。

 ところが釣具においては、画像やウンチクで ( なるほどっ! それはイイかも? ) と、解ってもらえただけでは50点。
 その良さを本当に良いものと判断してくれるのは人間ではなくて、魚だから厄介なのです(笑)なんせ目的は、出来上がることではなく、それを持ってして釣れることですから

 便利であっても、釣れるまでは魚に合格点はもらえない、合格点は魚がくれるのですから。(苦笑)




posted by hiramemj at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ FFメソッド  
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