2017年11月16日

シンカー タングステンと、鉛のメリット&デメリット

 タングステン素材と言えば、純金とほぼ同じ比重で、非常に比重が重く&小さく形成できる。よってキャストすれば飛行中の空気抵抗が減り、水中に落ちては鉛よりも表面積の小ささから沈下速度も速くなる。

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 あるいは、非常に硬い素材ですから思いっきり岩にぶつけてもそうも変形しないし、表面が凸凹に変形しないから根掛かりもしずらくなる。

PB160008.JPG

 そして、硬いから水底へ着底したときの「コツッ!」という
かすかな振動も拾いやすく、それが水底状況をより正確に伝え、根掛かり回避にも有効となる。


 と言うようなメリットがある訳ですが、反面鉛素材の何倍もの価格は、少しばかり手の出しにくい価格でもありますよねっ?一方、鉛素材においては上記の逆のデメリットとなりますが、なんと言っても価格が安いという事が最大メリット

 別視点からはタングステンは「環境にやさしい」と言うのが一般的見解。
 ですが私の特許の恩師の故石井先生曰く「大問題になってる貴重なレアメタルを、お遊びの釣りのオモリとして水中に捨てていいのか?」と、言われて・・・(ん゛〜〜ン)と考えさせられたことも。。

 ま、難しい話は置いときまして、MJリグにおいてタングステンと鉛を使用した場合のメリット、デメリットを書いてみます。
 一見タングステンのほうが圧倒的にメリットが有る様に思えますが、MJリグとして使用する場合には一概にそうとも言えないのです。

 特に今年はゴロタでのハタ・ゲームにせっせと通いましたし、久々の極浅の遠征釣行も行った中で、(この場合は鉛素材のほうがいいかも??)と感じ、実釣で比較してもそう思った事有り。

 ではMJリグで、タングステンより鉛(ナツメ型)を使用したほうが良い場合と、そのメリットについて。

1)<ハタゲーム西伊豆釣行にて感じた、鉛ナツメ型シンカーのメリット> 
 行った場所の地形が、キャスト40m程までは水深1m以下で、その先が一気にカウント10秒以上のドン深地形、、、 

 深い地点ではタングステンのメリットは活かせるのですが、一番ヒットの多い「掛け上がりから浅場」を引いて寄せる地点では、タングステンが重くて沈み易い事で、それが逆に早巻きの引き寄せになってしまいます。
 が、一方ナツメ型鉛の場合には比重がより軽く、浮き上がりやすいという特徴から、よりじっくりゆっくり見せながら誘える!

2)ナツメオモリの直径がワーム巾よりも広い為、岩にシンカーがスタッグした時には鉛シンカーが先に根掛かりを起こし、それが外れない根掛かりの場合には、全ロストで無く鉛シンカーだけのロストで済む。(実釣により体感)

3)飛距離についてはタングステンも鉛素材もそうも驚くほどの大差は出なく、着水地点50cm前後の極浅サーフで「水底から浮かせながら誘いたい」時にはナツメ型のほうがモアベター。
 なもので私は、先の遠州灘釣行には、ナツメ型6号、7号シンカーを、あえて持参しました。

4) MJリグでストレート・ワームを使用してタングステンを使用した場合に、ただ巻きしてもまったく泳がない棒状ですが、ナツメ型を使用すると〜 ナツメ型シンカー自体が左右に揺れて、その揺れがストレート・ワームをハードルアーのミノーの様に泳がす!
 タングステンでのナツメ型シンカーも有りますが、タングステンではこうは↓揺れないのです。。


  ストレートワームは泳ぐ尻尾が無い分、シャッドテール・ワームよりも飛距離アップします。

 ま、そんなことで、タングステンばかりがベストは無い事を体感しているのです。

 とは言え、少し前に提案した極浅サーフでの仕様として「ショート・キャロ」「ショート・DS」。この場合ですと、同じ重さなら表面積が小さく、比重が重く、流されにくいタングステン・シンカーに軍配が上がると思うのですねっ 全くと言っていいほど根掛りの心配の要らない場所ですし。

 以上のように、「タングステンは、高いから良い! 小さい&硬いから良いはずだ!」ばかりでは無いことも、お伝えしておきたいと思います。

posted by hiramemj at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ FFメソッド  
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