2013年11月15日

< 昨日の駿河湾 遠征釣行報告 >


 昨日は、小田原を午前3時前に二人で出発。現地4:15到着、5時過ぎのまだ暗く、海の状態が解らないうちからキャスト開始。

 ようやく薄明るくなって(今日は、厳しいかも・・・この濁り方では)きついというほどでもなかったのですが白濁気味。ここ数日の気温低下が影響し、水温も連動した???

岸際水温では足に暖かく感じても、下げられた表面水温は水底に落ちてゆきますから岸際水温だけでは判断は出来ず、むしろ水質がそのことを物語ります。

 そうこうしている内にテトラ帯横に離岸流が発生していたところが有り、キャストしてみると、リグが沖へ引かれるような感触がありましたので、(居るならココ)と判断し、丁寧に探って掛け上がりよりも10mほど先でマゴチ58cmのヒット。

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 その後アタリはなく、おいしげなポイントだけを探って8時過ぎ。

 過去に何度も駿河湾釣行はしているのですが、この時期これまでは日が昇って強風になりだすパターンは多く有りましたが、風向きは西風の右手方向からの強風。

 しかし昨日だけはチョッと様子が違いまして,ラインが大きく湾曲する東からの風。(こりゃまた水温が下がって、まずいかも・・・)

 気温上昇に連動して水温上昇を期待して、デイゲームをやることに。

 過去の駿河湾釣行でもデイゲームで釣れることには結構自信が有りましたし、なんとしてもユーザさんに釣ってもらわなくては。

「今日はTさんが釣れるまで帰りませんよ〜 デイゲームでも絶対釣れますから」と伝えて釣り場移動。

 風も濁りも増してきましたが、テトラ帯のワンド内ならば大丈夫だろうと、らしき場所へ。

 すでに朝マズ目釣行を終了した人達は帰ったのか、浜に釣り人はまばらで、多くはキス釣りの方々。

 ワンドとワンドを転々と探っていくのですが、過去に来たときとワンドの水底状態が変わっていまして(水深が異常に浅く)、私はそれらを飛び越して外洋に直接キャストできるところまで移動。

 実は車の駐車場で、到着直後に不注意でウエーダーに鍵状の引き裂き傷が出来てしまって応急措置をしたものの(こりゃ、絶対浸水する)という状態でしたのでワンドは適当に探って、砂浜からで
なく低めのテトラ上からキャスト。

 そしてフルキャストで50m位、チョチョ〜ンとアクションさせた時に小さなアタリ。アタリは小さかったのですがその後の引き(首振り)が激しく、少なくとも朝の獲物よりは大物の予感。

 ようやく寄せてきて(お゛ぉ〜 朝のマゴチより一回りデカイ)

 しかし低いとは言えテトラ上から2m位の高さがあり、しかも降りられる場所無し。

(Tさんに手伝ってもらうしかないなぁ・・・)と、ラインを張ったまま、後から追ってくるTさんを待つこと5分程、やり取り状態を維持。

ようやくTさんの姿が見え「Tさ〜ん!ちょっと手伝って下さ〜い」。そしてTさんもその獲物を見て「おッ デカイですね〜」

 しかしテトラをくぐって獲ってもらおうとしましたが、人がくぐれる大きさのテトラの隙間無し。そうこうしているうちに波でテトラに獲物がぶつかりバレ〜

 網さえあれば100%ゲットできたでしょうが、ま、これも仕方ないでしょう。とにかくデイゲームで大物がヒットしてくることを再確認できたので、次々ぃ〜〜

 そして、2ヶ所ほど移動したほんの小さなテトラ間でフルキャストし、着底後、ちょちょいとロッドアクションした時にヤツがヒットしたのです。

 アタリは大きく無かったのですが、その後いきなりドラグが鳴り出し、沖へ引っ張られる・・・

(なんじゃ? エイ? 鮫?)

 ところが首を振る振動が伝わってきて

(んん? ついにきたかっ! 座布団ヒラメっ!!)

 しかし、重い! 強い!! 10m寄せると、また10m戻される・・・

(なんか変。ヒラメの引きは10m以上も連続で引くことは無いはずなのに・・・シーバス?)

 マゴチをバラしていますし、その時テトラに擦ったリーダーも変えていない。

とにかく適度のライン・テンションを維持しながら(と言っても竿は満月)、寄せては戻されてのやり取りを何度と無く繰り返し、肘で支えていたロッドも疲れで脇下に持ち替え、そして、よ〜〜うやく姿が見えるだろう距離まで寄せてきました。

が、水質はやや濁り有りで、獲物が何なのかが見えそうで見えない。

 そしてチラッと水面に見えたのが・・・ 尖った長いヒレ。

(えっ? 一体、何者???)

 更に、そこから引いてはほ引き戻され、やっとで魚体がうっすら見えましたが

(はぁ? 赤い?)

大袈裟に聞こえるかもしれないですが、これまでに私の鯛系の釣果実績は無く、しかも真昼間(ヒット時間 11:34AM)のソフト・ルアー。まさか真鯛がヒットしてくるなど、まったくの想定外。

(おお゛〜〜 鯛! 真鯛!! 超デカイ!!)

 正体が解って(絶〜〜〜対、逃さないぞ!)

 もうすぐそこに居るのに、ま〜だ沖へ泳ごうと踏ん張る大鯛。

 波が有れば押し波を利用してということですが、風も波も横向きで岸際は波無し状態。。。

 際から1m程だけ浅く、すぐに急な1m以上の水深の掛け上がりとなっていた為、海に入り込むにも入り込めず、どうにも上げずらい。

 ウエーダーに大きな裂け傷が出来ていましたが(え〜い!濡れるなら濡れろ!)

ということで、鯛がその浅瀬に魚体を横たわらせたと同時に背後に回り、尻尾を掴み持ち上げようとしますが、更に大暴れ。

 砂をはたき上げて、顔も服も砂だらけ。ヒット後、10分位の駆け引き時間が有ったと思います。

 そしてようやく安全地帯まで陸揚げ成功。改めてその大きさと迫力に、しばし呆然、脱力感。。。

blg 003.jpg


 50m程先に居たTさんに声を掛けますが、かがみ込んで何かをしています。ようやく気付いて来てくれましたが、かがみ込んでいたのはTさんも釣り上げたばかり。Wヒットだったのです。

blg 002.jpg


 大鯛を見てTさんもびっくり。地元のおじさんも見に来て「鯛のこんなでっけいの釣ったの見たの初めてだなぁ〜」と。

 なんせ重たくてこれをぶら下げての再釣行は無理ということで、私だけその獲物をもって車まで戻ったのですが、思った以上にランガン移動していて約1km近く。

 クーラーボックスに入りきらない獲物をゴミ袋大のビニールに氷と一緒に収め、そしてこの時に、完全に携帯電話が紛失していることに気付きます。。。

 Tさんに連絡しようにもまた戻るしかなく、釣り服から着替えてTさんの元へ携帯電話を探しながらの逆戻り。戻っている途中では、カタクチイワシの7cm程の大きさのものがどんどんと打ち上
げられてきまして、すごいベイトっけ。。。

035.JPG


 Tさんが見えた時には、Tさんは更に一匹のマゴチを追加して歩いていました。

 そして「これからどうします? もう一ヶ所行って見ますか?」

Tさん「柏木さんが体調大丈夫なら行きたいです」

 ならば!ということで、車で一時間ほど移動した釣り場で再トライ。波はすでに完全に収まり、凪状態。

 広い浜に中学生くらいの子供の釣り人が二人のみ。こうも釣り人が少ないと(この場所、最近釣れていない?)と、思えてきます。

 しかし、釣り始めて間もなくTさんマゴチをヒット!数では私の負け〜〜嬉しい負けです(ヨカッタ〜 デイゲームやって)ホッ

 この場所でも青物のボイルが発生し、カタクチが浜一杯に打ち上げられました。

 そして薄暗くなって退散です。

 Tさんも今回の釣行を大満足してくれたようで「やっぱ西湘の海とは、海のポテンシャルが違うと言っていた意味が解りましたよぉ〜」と。

 ルアーを始めてからやっとで一年目になるTさんにもデイ・ゲームで複数釣果が出せたのですから、やっぱ「ルアー云々も有りますが、まずは釣れているところへ行く!」のが一番のようです。

ま、しかし、少ない釣り人に広大なサーフ、そして豊富な魚影。イイですね〜 駿河湾。

最後に、今回の釣行は私的には「MJリグは駿河湾ではどうよ?」というリグのテスト釣行だと思って、思い切って行くことにしました。

で、まずはこの大鯛釣果で新ジョイント及びシングルフックの曲がりや伸びは、まったく無く、平均的な70cm代の座布団ヒラメの重量が3〜4kgですから、大概の大物にも大丈夫でしょう。

 そして駿河湾界隈では、シンカーは6号以上をお勧め致します。遠投と、確実な底取りが有利に働く釣り場が多いです。

 また私の推奨の簡単で強い「PEラインの結び方」「PEラインとリーダーの結び方」も、お試し下さい。

 そして、新しく出る予定の「ラフサーフ 88」ですが、今のものよりバットをパワーアップ予定ですから、更なる大物にも対応できるスペックとなると思います。


posted by hiramemj at 16:23| Comment(4) | TrackBack(0) | ★ MJリグ釣果情報
この記事へのコメント
柏木さん

今迄、たまってたストレスを、一気に払拭しましたね!!  このリグで、ルアーフィッシングアングラーの皆様が、少しでも、楽しめますように!
Posted by アントン at 2013年11月15日 20:35
柏木様

昨日は一日お付き合い下さり有難うございました。そして座布団マダイおめでとうございました。

今回の静岡遠征ではMJリグの威力を体感、また駿河湾のポテンシャルを実感しました。

ようやくパソコンが復活しましたが、まだメールが使えず、ここのコメント欄をお借りして、昨日のマゴチb三兄弟のレポート書かせていただきます。

朝マズメは、初めての駿河湾に気負って釣行スタートするも、下向きトレブルを2個装着した5インチパワーシャッドで根がかり連発、バイトが無いまま時間が過ぎました。さくっと良型マゴチを釣りあげた柏木さんの横で、手がかりが掴めず、ボウズの予感に打ちひしがれておりました。

ポイントを移動した際に神社にお祈り、テトラ帯の間のワンドをランガン開始しました。風も収まり朝マズメより釣りやすく、2つ目のワンドで何かが触ったような違和感に軽く合わせてみると一瞬重みが乗りかけてすぐに軽くなりました。回収してみると鋭い噛み跡でワームの尻尾が無くなっていました。

ここでワームを4インチにチェインジ、しばらく行ったところで引き抵抗の大きい場所があり、いそうな予感、思ったとおりゴゴンとあたりがきました。朝マズメの根がかりでメインラインに傷が残っていたのでしょう、あわせを入れると同時にラインブレイク、またもやノットの組み直しです。

ようやく組み直して、しばらく行くとテトラの上で助けを求める柏木さんの声が、テトラに上ると柏木さんの竿の先には大きく口をあけたランカーマゴチ、しかしテトラに隙間には通れるスペースなく助っ人できないまま無念のバラし、お役に立てずスミマセンでした。

気を取り直してランガン再開、なんとなく払い出しっぽい流れにキャストすると、ワームの引き抵抗が他の場所と違ってました。なんかいそう・・・と思ったところにゴゴンとヒット、駿河湾一匹目は11:30ごろ46cmのマゴチ(次男)でした。

無事ランディングして一つ先のテトラ窓にいる柏木さんに手を振ると何か変、両手を広げて大物ゲットのサインを送っています。走り寄ってみると赤い巨大な何かがバタバタしています。近寄るとあまりにもデカイ顔のマダイにビックリ。柏木さんの顔は、格闘で砂まみれでしたが最高の笑顔でした。

その後、12:30頃、40cmくらいの三男マゴチを追加、浜には打ち上げられた鰯がヒクヒクしながら再び海に引き込まれている払い出しでイカにもきそうな場所でした。

50cmの長男マゴチは車で場所を大きく移動した浜の2つ目のワンド、時間は3;30頃に来ました。

今回サイズは小型ながら初のハットトリックを達成し、その他バラシも多数。怪しげな場所に丁寧にMJリグを通せば必ず食うと確信が持てました。

また柏木さんのマダイを見て、このリグの強度に絶対の信頼を感じました。

3兄弟の画像は後日何らかの方法でお渡しします。

また是非ご一緒お願いします。

秦野TA

Posted by 秦野TA at 2013年11月15日 23:47
アントンさん おはようございます。

このリグを最初に組んでテスト中には

(このシンカーの位置、、、釣果や、針掛かりの邪魔になるんじゃ?)

 という懐疑と

(いやいや一つテンヤの仕掛けからすると大丈夫なはず・・・)

という思いがありましたが、釣果的にも針掛かり的にも問題無いと言っていいと思います。

 少なくともヒラメやマゴチよりも鯛のほうが捕食に神経質な魚ですし。

 使ってやって下さいませ〜
Posted by 柏木 at 2013年11月16日 08:26
秦野TAさん お疲れ様でした。そして運転も有難うございました。m(_ _)m

 もしもTAさんが全部獲れていたら、完全に私の負けですねっ(苦笑) 

 初めての場所はまずは根掛かりしにくいリグで水底状態を試し、その後に針を増やすかどうかを検討したほうがイイですねっ

しっかし、景色も雄大でいかにも遠征釣行と言うか、遠征旅行と言いますか。楽しかったですね〜

 今回の釣り場状態は手探り釣行でしたが、大体の釣り場状況が把握できましたから、今度は更なる釣果数UPも全然OKだと思います。

また行きましょう! 釣れてるところへ(笑)
Posted by 柏木 at 2013年11月16日 08:41
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プロフィール
名前:akira kashiwagi
基本スタンス = 「底物を制するには、底(水深、水底状況、根掛かり)を制する!」

 2004年から釣り餌では特にメジャーな、「マルキュー」の中のルアー部門「ノリーズ」ブランドのテスターをしております。
 旧及び、現在販売中のフラット・フィッシュロッド 新「ラフ・サーフ88」も、私がプロデュース(基本コンセプト、実釣テスト & 改良提案)させて頂きました。

=取材実績=
「ソルト&ストリーム」「ソルト・ウオーター」「ルアー・マガジン」「投げ釣情報」「つり丸」スカパー「四畳半の狼」(TV)、FM小田原、他

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