2013年09月16日

「MJリグ」製作のいきさつ

 これまで私は「ルアー初心者にも、ヒラメ・マゴチを釣ってもらうにはどうしたら良いのか?」ということを基本テーマに、15年以上仕掛けを工夫し提案してきました。

 その理由は、私もまったくのルアー初心者だったのですが、DS(ダウン・ショット=ワームでの胴付仕掛け)で、釣り人が多く並ぶ突堤上から、海ルアー初心者の私だけにヒラメが複数匹釣れ、大感激したのがきっかけです。

 そして散々釣行した結果、基本となった事が「底物を狙うなら、水底をきっちり探れる仕掛けであるべき」ということ。しかも全国何処でも、濁っていても、多少の波が有っても。

「ならば初心者には、やはりダウン・ショット仕様しか・・・」ということから始まりました。

 私の最初のメインフィールドは日本海、富山湾。しかし、全国には投げればヒラメ&マゴチのレンジに入ってしまうようなキャスト着底地点1m未満の遠浅な釣り場では、タナ取りは不要で、またそんな遠浅ヒラメ・マゴチ釣り場も多く存在します。

 ですからそのような浅場の釣り場では、タナ維持よりもワームのより自然な動きとより早い探りで効率的に広範囲を探れる「キャロライナ仕様」もお勧めしてきました。

 ですが残念なことに、私が思うようなユーザー数には届かたなったというのが本当のところです。
やはり何らかの問題が有った訳ですねっ?(苦笑)

 そして、1昨年約6ヶ月間の長いお休みを頂いている間に、「まずは頭を白紙にしよう!そして今、最も使用され、且つ釣果実績の出ているリグは何で、何故それを使用する人が多いのか? 根本的な理由は何なのか?の再確認!!」ということから考えてみました。

 浜を歩きながら釣り人を見ていますと、その格好や道具、キャスト方法を見れば、大概はまだルアーを始めたばかりの初心者かどうかは区別が付きます。

 で、「ルアー初心者は、ルアー釣りにおいて何を良く使用しているのか?」というと、やはりルアーでのヒラメ、マゴチ狙いということならば、ハード・ルアー、メタル・ジグ、そして最も多く使用されているのが、ジグ・ヘッド。左記の3つで99%以上。

 じゃぁ、何故それらがよく使われるのかといいますと、まずはネット上や雑誌、店舗での釣果実績も沢山有るから。プロ・アングラー、友人、釣具屋店員さんからの推奨、あるいは有名ブランドだからというような理由ほとんどでしょう。

 が、売られている全てが「釣れたから販売に至っている」訳ですから、上記3つで無くとも釣れることは間違いの無い事実。また釣り場や海状況状況によっては、どれが一番とも決めがたいとも言えるでしょう。

 しかし釣果はさておき、上記3つのルアータイプには別視点からの共通の特徴があるのですねっ。非常に当たり前すぎて、私自身が気にしていなかった事なのですが、むしろこれが非常に重要な事なのでしょう。

 それは「取り付け、取り外しが簡単なこと=スナップに取り付けて、後は投げるだけ」という、至ってシンプルであるということ。もしものロスト時も同様。

 私が推奨してきたDS、MJキャロは、ヒラマゴを釣る為のメソッドとしては今でも外れてなく、上記3つのルアーには無い良い部分、勝る部分も有ると今でも自信は有ります。

 しかし、何処でもヒットレンジはしっかり取れるということを引き換えに、仕掛けを作るのが面倒くさい、投げ方にコツが要るなどのデメリットを抱えている事も事実で、それを承知の上で推奨してきました。「仕掛けを作る時間も釣りのうち!それも楽しみでは?」という考え方で。

  しか〜し、、、 「この仕掛け作りの手間を簡略し、まずはもっとシンプルで使いやすいものにしなければダメだ〜〜」と、浜を歩き、釣り人を観察しながらより強く感じた訳です。

 ルアー初心者だけでなく、むしろルアー歴のある方、あるいは釣具に詳しい釣具店店員さんが、この新リグで釣行してワンキャストで「これはイイ! これまでのよりメリットが有る!!」と、うなずけるものでなければ・・・ という結論に。



 さて、ハード・ルアー、メタル・ジグ、ジグ・ヘッドの、3つのルアータイプは取り付け簡単というメリットは共通なもののそれぞれメリット、デメリットも有り、それぞれの特徴は、

1)ハード・ルアーは高機能で多種多様、釣果実績も多数。なんとなくカッコイイ!(笑)
だけれど高価で、根掛かりポイントではリスキー。釣り場の水底、水深状態をすでに把握いる方でないとロスト多発。道具選択やキャストの上手い下手で飛距離に大差が出る。またロッドやリール、ライン選択にもそれなりの知識が必要。


2)メタル・ジグは比較的安価なものも有り、飛距離は断トツのナンバーワン!
しかし、この地域や静岡東部のような、水底や掛け上がりがゴロタ石の浜の場合には、あっという間に塗装がボロボロになる物も多く、動きは早い硬い動きとなる、止めたら水底で砂に潜ってしまうなどのデメリットも。


3)そしてジグ・ヘッド。ルアーでのヒラメ、マゴチ狙いにおいて、もっとも釣果実績も多く、ヒラメ・マゴチ釣りに最も多く使用されているリグ。
比較的安価で、ハードやメタル・ジグのような塗装の剥がれの心配が無いので岸際まで探れる。安価な為、水底をタイトに攻められる。

 低活性な魚&時間帯には、ワーム独自の柔軟な動き、弾力性は魚に口を使わせるのには効果的。しかし、夏場は特にフグにカジられる。。
 ワームの取り付け時にワームが変形し何度も刺し直す事も多く、飛距離ということにおいては、上記2つに比べ(もう少し飛べばイイのに・・・ もう少し底取りが判りやすければイイのに・・・)と思われる方&釣り場も多いことでしょう。

そして私の考えたキー・ワードが、

「できるだけ安価! 簡単装着&簡単交換!」
「底取りも従来のものより明確に! 飛距離UP!」
「他のリグへも応用可能な多用途」
「ワンキャストで従来のものとの差を実感・体感できる」

ものにする事。

ということを主眼に、今回の新マルチ・ジョイントによる「MJリグ」の構造に至りました。
 これまでヒラメ・マゴチ狙いにジグ・ヘッドも使用してきたという皆様は、是非一度、この「MJリグ」をお試し下さいませ。

 ワンキャストで、シュッとライナーで飛んで行く飛行姿勢、沈下速度、水底感度等、この仕様のメリットを必ずご納得、体感頂けると確信しております!!

ps、これまで「より環境にやさしく・・・」というコンセプトでやってきまして、全てが鉛製のオモリをアイテムとする事は逆行となり悩みもしましたが、このリグの製作を決断したのは「思ったより根掛かりしない・・・なんで?」という事にあります。

 水底でオモリがジョイントの下にあることで、針先が浮いた状態で引き寄せられるからなのです。すでに使用された方々は感じられているように、鉛製ですからゴロタ浜では1〜2釣行で凹凸となりまして、凹凸が多くなればなるほど根掛かり易くなりますから、先々は硬質素材のオモリに出来れば更に根掛かりも減らせるだろうと、思っております。


posted by hiramemj at 10:52| ■ MJ 製作のいきさつ 
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