1)道具使わず、2)歯でくわえず、3)寒い冬に手袋したまま、4)ロッドを小脇に抱えたままで結べ、5)ちょいと慣れれば約1分で超・強靭!
勝手に命名 当方オリジナルの「FFノット」(フラットフィッシュ・ノット)
勝手に命名 当方オリジナルの「FFノット」(フラットフィッシュ・ノット)
摩擦系編み込みノットですから、その結束強度は抜群!初心者でも簡単で、割とアバウトに巻いても構造上スッポ抜け無し! あなたの今のノットで、上記5条件を満たせたならば素晴らしい!!
私自身仮にもテスターですから、主流のFGノットや編み込み摩擦系ノットは当の昔に散々試して実釣で試用し、そのメリットデメリットを知った上での「 FFノット 」の提案です。
簡単! 早い! 強度有り! と謳うノット、及びユーチューブ動画は、数々あれど特に、「寒い冬に、手袋はめたまま結べるノット」かどうか? を考えながら、以下比較して見てみて下さい。
まずは、何の為にPEラインにリーダーを結ぶのか??
中には魚から見えにくくするために透明のリーダーを結ぶと思ってる方が意外に多いのですが、ゼロとは言わないですが、見えない事が釣果にはそうも影響ないと思っています。
何故なら私自身が、リーダー無しでも、あるいはリーダーの代わりに切れないようにとステンレス・ワイヤーを使ったことが有りますが、ちゃ〜んと釣れましたし(笑)
ルアーを止めた時に食ってる事が多い!!事を、ルアー熟練者程多く体験し、そしてその事実にうなずけ、止める事の重要性も解っていると思います。
それじゃ〜 巻きを止め、ルアーを止めたら??
リーダーが見える見えない前に、フックが丸見えなのでは?(笑)その止めた「針、丸見え状態」に食い付いてくるのですよっ??
ですからリーダーを結ぶ必要性は、根掛りした時に高価な、切れたら釣行自体がダメダメになってしまうPEラインの高切れを防ぐ為、あるいは歯の鋭いサワラなどでは、PEラインは切れてしまうから、コスレ切れに強いリーダーを結ぶ訳です。
それでは最も飛距離を稼げるライン・システムとは? 結びコブが小さい事??
いや〜それよりも、結びコブが無い方がイイんじゃ?(笑)
と言いますか、結びコブ自体をガイドに入れなければ、結びコブが無いのと同じで最高の飛距離では?
私の場合のリーダーの長さですが、通常サーフでは60〜80cm程。 キャスト前、結び目がガイドに入らない長さにします。
60〜80cmの意図は、これまで散々水底ばかりを1999年から、ず〜〜っと引いて探ってきましたが、リーダーがコスレで白濁するのはスナップから3〜40cm程度だからです。プラスαでその長さ有れば充分でしょ?ということで。
この地域のゴロタ浜程度や他地域の砂地サーフでは、リーダーを指でつまんで、肩の付け根までの半ヒロ弱で充分だと思っています。水底をズル引くキス釣りの「砂ズリ」糸の長さでさえ30cm程なんですから。
そして、結んで強いノットと言われる様々な結び方と、私のオリジナルのFFノットとの、大きな違いを先に言っておきます。
晩秋から真冬でもヒラメもマゴチも釣れます。
その超・寒い時期に手袋をはめたままで結べるノットは〜〜 そうは無いはずなんです。あなたの強いと信じるノットを手袋をはめたまま結んでみて下さい。難しいハズです。
ユー・チューブでは様々な結び方が紹介されてますが、99%が机上での結び方。。そりゃ明るい、風も無い、寒くも無い家の中なら、ゆっくりジックリ巻けば、そうも難しくないでしょ?
でも、結び目が強いとか弱い前に、現場で短いマズ目時間、ボイル・タイムのいざという時にラインブレイクしたら、素早く簡単に結べるでしょうか?
手袋したまま、歯で咥えず、ロッドを小脇に抱え、揺れるボート、船上、テトラの上から
現場で、薄暗い中、風の有る中で手袋をはめた状態、その環境下で早く、簡単で、強度の有るノットを考える事が、簡単なようで簡単では無いのです。
で、本題のFFノットについてですが、巻き終わり形状としてはSFノットやノーネーム・ノットに似ていて、編み込み後にたった1個のハーフヒッチを入れているだけですが、このハーフヒッチを、PEラインじゃ無く、硬く巻きやすいリーダー側を操作して「ハーフ・ヒッチ」を作る手法が、大ミソ!!
「 PEラインでの結束では、ハーフ・ヒッチはPEライン側で巻くのが当たり前! 」と言う固定概念が浸透してますから、リーダー側でハーフ・ヒッチを巻くという至ってシンプルな事が、意外に思い付かなく、その事によって「現場」で簡単に巻けるようになるのです。私の動画では、ほんの一瞬の事ですが。
そして、このハーフヒットたった一つが、引っ張り強度 & すっぽ抜けするかどうかに大差が出るのです。 〜 ノットに似ている・・・のかもしれないですが、ポイントは巻き方!! PEか?リーダーか? どちらを操作しての巻き手順かどうかで、超短時間結束が可能かどうか決まるのです。
と、歯でくわえない、道具を使わない事 !
私自身が歯並びが悪いのと、リーダーはずっとベストの中にずっと入れてるんでしょ? なんとな〜く、汚なっぽい・・・ と思うならば、リーダー & PEとかを、歯でくわえずに巻く! (笑)
< より解り易いように、FFノットのスローな巻き方動画を作ってみました >
解りやすくする為に、リーダーを青色の金属線としましたので、青はリーダーと仮定して見てみて下さい。
※ PEラインとリーダーの結び目には強度が有ることが勿論重要ですが、強度があってもすっぽ抜けの可能性が頭の片隅にでもあると〜 思い切った魚とのやり取りはできません。
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※ 短時間釣行が多いのですが、2009年頃からこのノットばっかで、このPEラインとリーダーの結束部分からの切れは全くと言っていいほど記憶に無し! 自信を持ってお薦め致します!!!
もしも外れない根掛りをし(PEラインの根掛りを除き)、引っ張った場合、90%以上スナップとリーダーの結び目から切れます。
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また結びコブは、デメリットばかりではありません。
夜間や暗がり釣行のルアーやリグ、あるいはエギ等、ライトを付けなければ見えないような真っ暗な時などは、この結び目が第一ガイドを抜ける際のかすかな「コツっ!」という音が、リーダーの垂らし長さを知らせてくれるというメリットにもなるのです。
この結び方は、編み込み部分が割と適当であっても強い結束強度に仕上がるので、初心者にもバッチリ!
結びコブがPEラインの編みこみ部分を保護しますから、結び部分が障害物にコスレながら引き寄せられてるような釣り(ブラックバス等)にもオススメです。
※ リーダーとPEラインの号数差が大きい場合(PEラインが0.8号以下の細い場合)には、最初の編みこみ回数を12〜16回位に増やし、編み込み後のハーフ・ヒッチも2回にすることをお薦め致します。
私見ですが、PEラインとリーダーの結び目強度がどれほど有れば良いか? については、こちらをどうぞ。
遠征釣行でテトラ帯に上がって、リーダーが短いとPEラインがテトラや岩にコスレそうな立ち位置の場合( ん? これは・・・PEラインがコスレるかも・・・)という時や、水底辺り一面が大きなゴロタ石や、シモリ根をラインがまたぐような水底状態では、ひとヒロ程(両手広げた長さ ≒180cm)取ることも有ります。
その時にはFFノットでの編み込みを応用した「 ヒゲ無しノット 」を使用します。一年に数度使用するかしないか程度です。
私のリーダーのオススメは、世界初のフロロ・カーボンメーカー、台所で有名な「クレラップ」のクレハ!
「 クレハ(KUREHA) シーガー FX・シリーズ 」> リーダーは、アレコレ散々試用して、確か2005年以降、ずっ〜とこればかり。皆さんには、いち早く推奨してきました。本来の推奨品「リアルFX」は無くなりましたが、今はコレ↓が、お勧めです「船用FXR」 ルアー用の専用リーダーの「FXシリーズ」も有りますが、コスパはこっち。
ポテンシャルは、
そもそもFXが磯用で「リアルFX」という名前で、つい2年前ほどまで、磯用ラインとして販売されていたのですねっ 磯用は、しなやかさと根ズレ強度の双方を求められますから、( コレ良いんじゃないの?? )と使い出したのきっかけ。
根ズレしても白濁しにくい逸品という事で、私はサーフの底物用にもピッタリ!という事で、それ以来ずっとこのシリーズを推奨。
なのに、、、 いつの間にやら私じゃ無く、某有名アングラーが使用しだしてから、その人がこのリーダーの推奨の第一人者のように。。。 それも、私が推奨しだして7〜8年も経過してから、、
ま、どうでもいいですけど。。 こうゆうIT時代ですから、ちゃ〜んと知ってる人は知っている。カッコ悪いのは私じゃ無いですし(笑)
専用ショック・リーダーとなると、割高になりますからこれがベスト。
一見高価なようですが、毎週釣行しても1年以上軽く持つと思いますから、このリーダーだけは安物は使用しないほうが良いですね〜
動画1では、根ズレに強いと謳う「スーパー ファイヤーライン 1.5号」を使用しています、私の推奨ラインの一つですが、このPEラインのコシの強さと、表面の滑りやすさはピカイチで、他のPEラインとは別物なのです。が、それと引き換えに結束方法を選ぶのです。
このラインでは、FGノットやらオルブライト・ノット、電車結び、ヒゲ無しノット等々で、巻く事に自信のある人でも、相当の確率ですっぽ抜けるはず。。
自分の自信の有るノットで、このラインで是非やってみて下さい( アレ〜〜? そんなはずでは・・・ )と愕然となるはず。
PEラインは全て同じでは無く、普通の巻き方では通用しないPEラインも有るのです。
でもFFノットなら、簡単で、ま〜ず失敗無し! 何故ならファイヤー・ラインで、何十、何百回と結んでは〜 引っ張り切りの繰り返しをして、出来あがったノットですから自信有り!
FGノットやヒゲ無しノットの編み作りにも、この編み込み部分の手法を応用してください。
特に手袋をはめる季節になっての、短いマズメ時間のライン・ブレイク・・・ 強度が有っても時間が掛かる結び方はイライラするはずです。
その時こそ、この結び方の意図、メリットがご理解頂けると思います。
素早く、強度心配無く確実に結べることは、チャンスを逃すことを減らせ、結果として釣果確率にも影響してくるのです。
= 追 記 2021年 6/22 記述 =
久々にユーチューブで、最近のヒラメ・マゴチ釣りを検索し、有名どころの今年アップされた動画を見てみたのですが・・・
何ぃ〜〜?? いつの間にやら「 リーダーの長さは、結びコブがガイド内に入らない長さを推奨! 」って、、、 ハァ??? おいおぃ〜〜 !! いつからそうなった?
そもそもFGノットって、結びコブがガイド内に入る長さのリーダーを推奨してたから、結びコブの小さなFGノットを推奨してはずで、また結びコブのある事、大きいFFノットなどはを否定してたはず、、、
この記事の、日付けにご注目!! 2014 5/5 そう! う〜〜んと前から、「 結び目及び、リーダーの長さは、結びコブがガイドに入れない長さ! 」を推奨してたんですよっ 私は。
だから「 結びコブが有っても問題無し! 結びコブをガイドに入れなきゃいい!!」 そして、早い! 簡単! 強度も充分! 手袋はめたままでもOK! 」と、FFノットを提案してきました。
ったくもう、、、 このページ読んで、メソッド変えた?? いやいやメソッドをパクったんでしょ? 情けない、、、 パクったならパクったと言えばいいのに・・・ 言えないか、、、 (爆)
== 2022年 1月追記 ==
このコロナ禍で、極めて衛生面を言われる時代に、ずっとフィッシングベストの中に入れっぱなしの、いかにも菌が繁殖してそうなリーダーを歯で咥えなきゃ〜 結びべないノット方法なんて、もう止めた方が良いんじゃないでしょうか?、その結び方が多少強度が有ろうが ですよ
何度も言いますが、ノット強度は、ロッドが折れるより強ければいいのです、それ以上の強度を求めたり、追及しても意味無いでしょ?
ロッドが折れそうで、これ以上曲げられない重さは? 強さは??
簡単です! 2L(2kg)のペットボトルに水を入れて、リーダーに繋ぎ、ロッドを持ち上げて宙に浮かせてみてくださいなっ、出来るならばですが。(笑)
そして、そもそもロッドが折れない前に、リールのドラグがジリジリと出るようにドラグ設定するのが、ど基本でしょ?
2L(=2kg)さえ宙に浮かすことが出来ないのに、何故になんとかノットは結び目は10うんkg有る!とか、スナップ強度に20kg!!と謳う製品が一杯、、、
私見ですが ( ゚Д゚)ハァ? てな感じです(笑)
具体的に解りやすく言いますと、超大物釣りの伊豆での初冬に行われるトローリングでのバショウカジキ釣り。使われるリーダが40ポンドほどで強度≒18kgほど。 18kgほどの強度で、100kg以上の横っ走りするわ、大ジャンプするバショウカジキが釣り上がるのです。
ラインの結び目の強度にこだわる方々、結び目に対してウンチク語る方々! どうぞ早々に2Lペットボトルに水を入れてリーダーに結んで、ロッドで持ち上げ宙に浮かせられるか?テストを実践くださいませ〜〜
2L=2kgが宙に浮かせられました? ならば4L(4kg)はいかがでしょ? 流石に限界なはずです。た〜〜った4kgで。
すなわち!スナップ強度も、ラインの結び目強度も4kgほどの強度が有れば、相当な大物を釣り上げる事が出来るんだという事を、あるいは逆にそれ以上の強度を求めたところで無駄、蛇足だと再認識してい頂きたいのです。
昨今は、ユーチューブ動画などで、気軽に通常(テレビや雑誌など)では得られないコアな情報も手に入るようにな便利な時代になりわしたものの、逆にいい加減な、明らかに論点、視点がズレているのに、アクセス数が多い事で、それが真実のように思われる傾向に有ります。
面白く、人気が有ってアクセス数が多い事と、それが確かな情報なのか? は、全くの別物だという事を、よ〜く理解した上で、自分自身で情報の取捨選択をする必要があると思うのですよっ これは釣りだけじゃなく、全てのネット上の情報においてです。